TOEIC700点から800点を突破する2つの方法!先読みとPart5がカギ

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「TOEIC700点から800点を目指したい」
「今までと同じ勉強方法で大丈夫かな?」

このように疑問を持つ人も少なくありません。

TOEICは700点台から800点台に伸ばすのが難しいと言われます。しかし、やみくもに勉強するよりも、効率よくスコアアップを狙うテクニックが重要です。

本記事では、TOEIC800点を取るために重要な 「先読みテクニック(リスニング)」と「Part5の重点対策(リーディング)」そしておすすめの教材と試験当日にできることを紹介します。

  • リスニング対策:Part3・4の「先読み」
  • リーディング対策:Part5を重点的に攻略
  • おすすめの教材2選と学習方法
  • 試験当日にできること

この記事を読めば、無駄な学習をせずに、最短で800点に到達する方法がわかります。今日から実践できる勉強法をチェックしていきましょう。

目次

TOEIC800点を取るための必須テクニック

TOEICで700点台から800点を突破する対策は主に2つです。

  • 先読みテクニックを身につける
  • Part5の対策

対策にかける時間の目安はリーディング7割、リスニング3割です。プラスアルファで単語学習を日課にしましょう。

リスニング対策・Part 3, 4 先読みテクニック
リーディング対策・Part5の重点対策
・長文読解スピードアップ
単語対策・プラスアルファで1日10分〜

リスニング対策はこれから紹介する「先読み」がマスターできればOK。

リーディングはPart5の単文穴埋め問題を重点的に対策しながら、長文読解のスピードアップが重要です。

Part3, 4 リスニングは「先読み」で攻略

リスニングの必須テクニックは「先読み」です。

リスニング後半のPart3, Part4では、問題文が読まれる時間が存在します。この時間を使って次の問題文を先読みするテクニックです。

具体的な方法は以下のステップとなります。

【先読みのやり方】
  1. イントロダクションの間に問題文を先読み
  2. 誰が、何を、どこで、いつ、なぜ?に着目
  3. (A)〜(D)の選択肢を読む
  4. 音声を聞きながらマークアップ
  5. 問題文が読まれている間に次の問題文を先読み
  6. 聞きながらマークアップ

先読みテクニックのポイントは2つあります。

【先読みテクニックのポイント】
  • ペースを守ること
  • 聞き逃した場合はあきらめて次の先読みを進める

問題文が読まれている時間は耳から入る音声を無視して次の問題文を目視しましょう。ペースを乱さず、淡々とこなすことが重要です。

①先読み
②問題文を聞きながらマークアップ
③先読み

…の繰り返しです。

先読みができるようになると、リスニングで400点以上が目指せます。普段から先読みを練習しておきましょう。

Part5を重点的に対策する

リーディング対策はPart5を重点的に行いましょう。

Part 5は単文穴埋め問題で対策しやすいため、対策を行いやすいパートです。

問題集を繰り返し解いて8〜9割の正当率を目指しましょう。

品詞問題が多く、パターンがつかめると1問を10秒程度で解けるようになります。試験中は時間も意識して、消去法でも分からない問題はスキップ。長文読解のために時間をセーブしましょう。

Part7の長文読解はしっかり読んで回答する

長文読解は、最低でも190問目まで英文を読んだ上で回答できている状態が理想的です。

リーディングはリスニングに比べると点数を上げるのが難しくなります。筆者の経験上、長文読解のスピードを意識するあまり、最後まで解き切っても点数が取れていないことがありました。

結局、長文もきちんと読んで回答することが重要です。

Part7は最後の10問を落としてしまっても、300点台後半は十分目指せます。タイムアップしたときは(B)だけでもマークアップしておきましょう。

単語の品詞を理解する

品詞を理解するとPart 5の得点を上げられます。

【品詞とは?】

単語が文の中で果たす役割(機能)を分類したもの

  • 名詞
  • 動詞
  • 形容詞
  • 副詞
  • 前置詞
  • 接続詞
  • 代名詞

単語学習は、書いて覚えようとしないこと。同じ単語を目にする回数を増やすと、定着率が高まります。単語帳は「回転率」を意識して、何周も繰り返す使い方をおすすめします。

TOEIC800点以上を達成するための教材【2選】

教材はアプリ1つと公式問題集で十分です。実際に筆者が利用したのもこの2つだけです。

  • abceed(エービーシード)
  • TOEIC公式問題集

【アプリ】abceed pro

abceedは特にPart5対策に使います。筆者はこのアプリを愛用しTOEIC800点以上を達成しました。サブスク系の有料アプリで月額3,300円。みっちり使い込むと必ずスコアアップが期待できます。

【abceedのおすすめポイント】
  • スマホ、タブレット、PCで利用可能
  • 予想スコアが出る
  • 5問程度

abceedをダウンロードしておけば、スキマ時間を有効に活用できます。

  • トイレ中にPart5
  • 移動時間にリスニング問題
  • お昼の休憩時間に長文読解

パッとスマホを開いて、いつでもどこでもTOEICの勉強が可能です。音声と解説が収録されており、勉強するストレスがゼロ。予想スコアも信頼性が高くアプリ一個でTOEIC対策は解決します。

>>abceedのダウンロードはこちらから

【本】公式TOEIC Listening & Reading 問題集

本の長さ264ページ
出版社アルク出版
発売日2024/7/17
価格(税込)3,300円

公式問題集は本番同様の200問の問題が2セット収録されています。

公式問題集の使い方は下記の3ステップです。

【公式問題集の使い方】
  1. 時間を測りながら本番同様の環境で解く
  2. 時間を測らずに最後まで解く
  3. 満点が取れるまで繰り返し解く

ちなみに公式問題集は使い終わったら、メルカリで8〜9割程度で売却できます。

筆者はテスト終了日にメルカリで3,000円程度で売却しました。

TOEIC800点突破するための2つのステップ

700点から800点後半を突破するステップをご紹介します。

  • 直近の日程で受験申し込み
  • abceed で目標スコアを850点以上まで上げる

直近の日程で受験申し込み

TOEICのサイトに行って直近の日程に申し込みましょう。

日程は2ヶ月程度先まで表示されています。何も考えずに直近の日程を選択し、試験日までひたすら勉強です。

「試験申し込みなんて当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、申し込みを早めにしておくことは重要です。

試験に申し込んで受験料を払うと、デッドラインを意識しながらTOEICと向き合えます

「受験申し込み」がまず初めに行うスコアアップのための重要なステップです。

abceedで予測スコアを850点以上にする

abceedを使って問題を解くたびに、予想スコアが変動します。

AIが搭載されているため精度が高く、誤差は±6%です。筆者の経験上、予測スコアは正確で、大体±20点ぐらいに収まります。

abceedはPart5の対策に役立ちます。教材の中は『TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問』を使うことがおすすめです。

あとは「おすすめ問題」でランダムに出題される問題を解き続けるのみです。

試験当日にできる3つのこと

筆者が実践してき試験当日にできることをご紹介します。

  • 試験会場まで音声を2倍速で聞く
  • 80%の正答率を目指す
  • 試験会場で自分が一番できると思い込む

試験会場まで音声を2倍速で聞く

当日、試験会場までの道中にオーディオを2倍速で聞きます。

耳をだまし、本番の音声がゆっくり聞き取れる錯覚が起こせます。今まで何度も聞いた公式問題集の音声を使うのがベストです。

80%の正答率を目指す

TOEICで満点を目指そうとすると、試験対策が膨大になります。

「800点を目指す」と決めたら、8割以上の正答率でOKです。難解な単語を覚えるよりも優先順位を明確にして、対策しやすいPart5や先読みテクニックをみがく方が効率的にスコアアップを目指せます。

当日も試験対策と同じく「先読み」と「Part5」に集中して取り組んでください。

試験会場で自分が一番できると思い込む

試験会場には30人ぐらいの受験者が集まります。人それぞれレベルは異なりますが、当日は「自分が一番できる」と思い込んでマインドを仕上げましょう。

試験中も問題を解かされているのではなく、「解いてあげる」ぐらいの気持ちでのぞんでいると、あわてずに回答できます。

TOEICは2時間の長い試験ですので、メンタルを一定に保つケアも重要です。

TOEIC800点を取るとどうなる?

TOEIC800点を取得するメリットは下記のとおりです。

  • TOEIC受験者の上位11%に入る
  • 英語字幕で映画が見れる
  • 応募できる求人の幅が広がる
  • 英語を日常的に使えるようになる&より高いレベルへ

TOEIC受験者の上位11%に入る

TOEICの受験者は一般的な日本人よりも英語意識の高い人たちです。その中で上位11%に入ると考えると自信が持てるはず。

TOEICはポピュラーな試験であるため、スコアが800点あると「英語力が高い」と客観的に評価してもらえます。

英語字幕で映画が見れる

TOEIC800点を持っていると、映画を英語字幕で見てなんとなく理解できるレベルです。

筆者はイギリスアクセントが好きなので、ハリーポッターを英語字幕で見ているとストーリーは置いておいて、イギリス感が味わえて満足します。

応募できる求人の幅が広がる

転職を考えていない人でも求人を見てみることをおすすめします。

外資系企業でもTOEIC800点以上が必要な企業は少ないことがわかります。

実際には650点前後が外資系企業で求められているレベルです。TOEIC800点以上のスコアを持っていると、海外企業への転職も目指せます。

▼ 海外企業が探せるおすすめのの求人サイト

英語を日常的に使えるようになる&より高いレベルへ

TOEIC800点を取得すると、英語で情報収集ができるようになります。

ニュースやYotubeなどから情報収集の幅を広げると、日常的に英語に触れられるようになるため勉強するという感覚がなくなります。

また試験でいうと、「次はTOEIC900点を目指そう」「IELTSやTOEFLを目指そう」など、自主的に英語学習に対するモチベーションが向上していくでしょう。

まとめ

TOEIC700点台から800点を最短で突破するにはテクニックを習得しましょう。今ある英語力に少しだけ上乗せできれば、800点の突破が可能です。

  • 「先読み」テクニックをマスターする
  • Part 5を重点的に対策する
  • 教材は「abceed」と「公式問題集」だけ
  • 当日につくるマインドセット

TOEIC700点のスコアがある方は、Part 5の重点対策とリスニングの「先読み」ができれば再現性が高く800点台を目指せます。

本記事で紹介した教材と当日の心の持ち方も参考にTOEIC800点を突破しましょう。

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